日本英語(ジャパニーズイングリッシュ)は、ダメ?
今回ご紹介する動画はこちら。
元ミクシィ社長の方の、スタンフォード大学でのセミナー登壇の様子のようです。
かなり長いですので、とりあえず、最初の3分ぐらい見てみてください。
「あれ?かなり日本語っぽい英語の発音だな〜」と意外に思われた方もいるのではないでしょうか。
こんな英語で通じるのか、ちょっと心配してしまいましたが、後半では、質疑応答もあり(47分ぐらいのところへジャンプしてみてください)、特に問題なくコミュニケーションされているのがわかるかと思います。
もちろん、ヒアリングとしては、こういう英語ばかり聞いていても、ネイティブの方、あるいはその他日本人以外の方がしゃべる英語のヒアリング能力はあまり向上できないようには思いますが、スピーキングについて考えたとき、”最低限通じる”発音のハードルは結構低い、ということが言えるのではないかと思います。
昔は、ネイティブの人に、おかしな日本人の英語の発音を笑われる、みたいな話もあったかと思いますが、現在は、ネイティブの英語話者より、ネイティブじゃない英語話者の方が多いとも聞きますので、そういった声は、そんなに大きくないのではないかと思います。(もちろん、馬鹿にする人はいつの時代にもいるとおもいますので、ゼロではないでしょうけれども)
どんどん日本語なまりの英語をしゃべる人が世界で語るようになれば、日本英語も、ひとつの英語スタイルとして、国際社会に受け入れられるようになるのではないかと思います。
そうなれば、結果として英語をマスターするために登らなければいけない壁は、より低いものになると思いますので、是非そうなっていって欲しいと思います。